2012年 05月 23日 * ▽
人気挿絵画家の日々雑記+イラスト。
日常の瑣事や映画、本などへの独自の視点に驚く。
絵の発想の原点は。挿絵画家を目指す人も必読。

オットさんが描いた挿絵やブログの文章が本になります。画文集なのですが、数年前から描いていたブログに目を留めてくださった編集者の方の企画で、出版されることになりました。初めての本ですので、わくわく…ドキドキ…♪ たくさんの方にお手に取っていただけると幸いです。 → Amazonで購入する
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2012年 05月 23日 * ▽
人気挿絵画家の日々雑記+イラスト。 日常の瑣事や映画、本などへの独自の視点に驚く。 絵の発想の原点は。挿絵画家を目指す人も必読。 ![]() オットさんが描いた挿絵やブログの文章が本になります。画文集なのですが、数年前から描いていたブログに目を留めてくださった編集者の方の企画で、出版されることになりました。初めての本ですので、わくわく…ドキドキ…♪ たくさんの方にお手に取っていただけると幸いです。 → Amazonで購入する 2012年 05月 21日 * ▽
goo映画よりー警視庁公安部外事課。日本のCIAとも呼ばれる対国際テロ捜査の精鋭部隊。決して表で活動することはなく、街に溶け込み、家族にさえ身分を明かさない。任務遂行のためには手段を選ばず、民間人までも“協力者”として利用する。2011年、震災で混乱する日本。ある大学施設から、原子力関連部品のデータが盗まれる。不正輸出の疑いがある奥田交易に目をつけた警視庁公安部外事課の住本班は、 奥田交易社長の妻・果織の過去、行動パターンを徹底的に調べ上げ、 彼女を“協力者=スパイ”として取り込む。 しかし彼らが核心に近づけると思ったその時、住本が何者かに刺されてしまう。それは日本に潜伏する韓国の工作員からの警告だった……。 (C)2012「外事警察」製作委員会 <出演>渡部篤郎、キム・ガンウ、真木よう子、尾野真千子、田中泯、遠藤憲一、余貴美子、石橋凌 <製作>2012年日本 <配給>東映=S・D・P <上映時間>128分 ![]() ![]() ![]() ![]() NHKで放送されていた時も結構夢中になって見ていた「外事警察」がこれも映画化された。これもというのは最近「セカンド・バージン」や「サラリーマンNEO」などNHKのドラマからの映画化が相次ぎ、楽しみにしていることも多いからだが、やはりTVドラマの連続モノはストーリーの細かさや登場人物の背景などの説明も多いので、見る人にわかりやすい。しかし映画化というのはそれを超えて更に面白く、深く掘り下げた2時間にまとめた作品を作らなければならず、これは至難の技である。 「外事警察」は"公安の魔物"と呼ばれる住本健司役の渡部篤郎の魅力もさることながら、わたしは2009年のNHKドラマに出演していた尾野真千子にこのころから注目していて、日本テレビの「Mother」、NHKの「火の魚」などで彼女を追いかけ、最近のNHK朝の連ドラ「カーネーション」は何十年かぶりに毎回見ることになった。 TVドラマの「外事警察」では主演の渡部篤郎と丁丁発止を繰り広げていたが、この作品では脇に徹している。ドラマのときは新人の外事警察官だったが、この映画ではだいぶ年期が入って成長を伺わせている。彼女の魅力って何だろう。どんな役を演じてもとても説得力があって物語に引きこむ力を感じるのだ。尾野真千子や満島ひかりなどがわたしのご贔屓。 今回の映画化では出演者のひとりに田中泯が加わっているのが出色で、彼の眼光の鋭さが際立っていて、登場シーンの眼光はものすごく、ストーリーの重要なキーパーソンであることを語っていた。彼の出演でこの映画の重みや深さがぐんと増している。稀有な役者だ。 この映画化ではドラマのときのように登場人物の人物像を浮き彫りにしたり、登場人物の関係を説明することは一切省かれているので、人物のキャラクターや背景などは周知のこととして扱われている。TVドラマを見ていない人には説明不足だし、たとえば住本健司の家庭のことなど、ドラマではより全体をとらえていたと思うが、それでも映画の力は恐ろしいもので、映像を見ていると画面の厚み、奥行きが人物の奥行きとダブって表現されている。創る人々の厳しい目を感じた。6月2日公開。乞うご期待! 2012年 05月 20日 * ▽
「東インド会社とアジアの海賊」展が3月7日〜6月24日の期間に駒込の東洋文庫ミュージアムで開かれている。NHK教育TVの「日曜美術館」のアートシーンで紹介されたのを観て、行ってみたいと思っていた。東洋文庫ミュージアムについてはこちらを参照
日曜日のお昼にオットさんと二人で出かけた。オットさんは船の絵図に興味があってのことである。 建物も中の展示物もそして2階に展示してあった蔵書の数々も全体でとても美しいミュージアムを構成している。写真撮影も自由にできるのが嬉しい。見学の後は併設されているレストラン「オリエント・カフェ」で一休み。ミュージアム・ショップ「マルコポーロ」でベトナム陶器の紅安南焼きのポットと湯のみ、そば猪口などをお土産に購入した。「安南焼き」とは、ベトナム陶器の総称でひとつひとつがハンドメイドだそうである。 ![]() ![]() More 2012年 05月 19日 * ▽
今日の午後はむすめ1が高校2年になって初めての保護者会に参加。21人のクラスというのは少人数で恵まれているし、基本的には3年間クラス替えはない。学年全体では8クラスあり、その中で一番少ないクラスの人数だ。
むすめ1は公立高校を目指していたが、残念ながら希望の高校には合格しなかったので、近くの私立高校に通うことになった。 女子高で進学コースの少人数のクラスになり、クラスのみんながとても仲良しだし、言いたいことが言える雰囲気なのが、むすめ1は大変気に入っているようだ。向学心を持った楽しい仲間たちとの3年間を楽しもうとしているようである。 保護者会の最後にお決まりの役員決めがあったのだが、わたしもも含めて3人がそれぞれに「やりますよ〜」と手を上げて、まぁ割合スムーズに決まった方だと思う。中学までとは違って主に土曜日に活動するとのことでわたしには参加しやすいのだ。小学校のように平日の午前中に会議というのは働いているときにはちょっと敷居が高いので、3人の子どもたちのそれぞれ中学や高校でなんとか役員をやらせてもらうということになった。末っ子のむすめ1でPTA役員はもうこの1年で最後のご奉公だと思うので、他のメンバーの方々と協力してやっていきたいと思っている。 2012年 05月 19日 * ▽
goo映画よりー作家、伊上洪作は、年老いた両親を訪ね、世田谷の自宅兼事務所と、伊豆の実家とを行き来する生活をしていた。姉・妹との三人兄弟だったが、幼少の頃、1人「土蔵の叔母さん」に預けられて育った洪作は、自分は母から捨てられたという思いが常にあり、大人になってもことある度に、その事で母親と喧嘩していた。しかし、父親が死ぬと、母の物忘れがひどくなる。世田谷の家に引き取る頃は、洪作が誰かさえ分からなくなっていた…。 (C)2012「わが母の記」製作委員会 <出演>役所広司、樹木希林、宮崎あおい、三國連太郎、南果歩、キムラ緑子、ミムラ、菊池亜希子、三浦貴大 <製作>2012年日本 <配給>松竹 <上映時間>118分 こんな上質な映画を見ると、ふだんガチャガチャした生活を送っているわたしでもなんだか心が豊かになったように感じて劇場の席を立つことができる。こんなスキのない映画をつくるのはさぞかしたいへんだっただろう、と作り手の苦労と情熱とそしてプロの心意気を強く感じてしまった。 役者がみな、とても良い。キャスティングが素晴らしい。主役の役所広司も樹木希林も演技が自然で丁寧で、なんだか演技のお手本を見ているような感覚になった。他の演者もほんとうに役がハマっていて昭和の豊かな家族の風景やセリフが心地よい。 これは次のアカデミー賞候補じゃないかな。きっと。劇場の席は予想通り年配者が多かったが、こんな作品こそ、もっと若い人達が見るといいのになぁといつも思う。 2012年 05月 17日 * ▽
goo映画よりー1927年のハリウッド。サイレント映画の大スター、ジョージ・ヴァレンティンは、ふとしたハプニングで女優志願のペピー・ミラーと出会う。やがてジョージは、オーディションを受けにやってきたペピーと再会。その日を境にペピーはエキストラから少しずつ上位の役をものにする。1929年、トーキー映画が登場。しかしサイレントにこだわったジョージは、自ら監督・主演した映画が失敗し、失意のどん底に。一方、ペピーは大スターになっても、ジョージを思う気持ちは変わらなかった。 (C)La Petite Reine - Studio 37 - La Classe Americaine - JD Prod - France 3 Cinema - Jouror Productions - uFilm <出演>ジャン・デュジャルダン、ベレニス・ベジョ、ジョン・グッドマン、ジェームズ・クロムウェル <製作>2011年フランス <配給>ギャガ <上映時間>100分 もう終映も近い今年のアカデミー賞作品をオットさんと見に行く。小さな劇場で上映されているこの作品を見ていると、映画って何なのだろう…本当に不思議で美しくて感動的なものだなぁとの思いを新たにする。無声映画からトーキーへの過渡期に出会う無声映画時代のスター男優とトーキーの登場と共にスターへとかけ登っていく若き女優とのラブストーリーは、俳優のセリフのない映画だったけれども、演技と舞台作りと音楽とで素晴らしい作品に仕上がっていた。 この映画を見終わって、オットさんととても満足して劇場を後にした。日本でもこんな映画ができるといいのになぁと思う。 2012年 05月 15日 * ▽
およめ1が正職員採用試験に合格した。およめ1から連絡を受けたばかりのむすこ1が我が家に来て報告してくれた。
保育士をしている彼女は今は都内の少し離れた市の嘱託職員として働いているので、やはり正職員を目指して都内の近隣の市の採用試験を受けていたのだが、やっと隣の市の採用試験に合格することができた。4次試験まであったのを突破して頑張ったのは、ほんとにお疲れ様。正職員で仕事ができるのを家族みんなで応援していたので、とても嬉しい。およめ1の実家でも彼女の正職員採用をずっと願っていたのでさぞかし喜んでいらっしゃることだろう。 むすこ1の連れ合いだけれども、働きながら子育てする同志としての思いがわたしにもあって、保育士を仕事とするのなら正職員で、という働き方にこだわる気持ちはわたしも同じだった。そして家族みんなでいつも応援していたのだ。 大学4年の卒業間際に出産したおよめ1は、いわゆる就職活動に出遅れた形になったから、長く続けられる正規雇用の仕事に就いて働くことをずっと願っていた。このことは実家のご両親も娘の就職についてはずっと心配していらしたことだろうし、今回の正職員採用を心から喜んでいらっしゃるはずだ。 本当に頑張ったね。良かったね〜♪ 6月以降これからまた新たな場所での仕事のスタートでしばらく慣れるのに大変だと思うけれど、家族みんないつも応援しているからね。 やったね~♪ もうほんとにすっごく嬉しいです。いやぁ頑張った頑張った♪ おめでとう およめ1♪♪♪ 2012年 05月 14日 * ▽
goo映画よりー古代ローマの浴場設計技師ルシウスは、ローマ人の風呂好きに疑問を感じていた。絢爛豪華で巨大な浴場は、人で混み合い、のんびりと湯船に浸かる事も出来ない。あまりの騒々しさに湯に潜り、水中で考え事をしようと思ったルシウスは、突然、渦に巻かれ、気が付くと知らない浴場に出てしまった。そこにいたのは、見た事もない「平たい顔」の民族たち。おかしな浴場だったが、よく見るとそこは驚くような知恵と工夫に溢れていた…。 (C)2012「テルマエ・ロマエ」製作委員会 <出演>阿部寛、上戸彩、北村一輝、市村正親、竹内力、宍戸開、笹野高史 <製作>2012年日本 <配給>東宝 <上映時間>108分 原作はマンガということだが、この着想は面白い。阿部寛の肉体美と演技力で見せた映画だったが、日本の風呂好きのいろいろな場面が出てきて、それが古代ローマ人に非常に魅力的だということに、改めて日本の風呂文化を思い返す事になる。古代ローマと現代日本とを行き来するのはとても面白かった。この作品はみんなが大まじめなのが、まぎれもなく喜劇で、劇場では笑い声が絶えなかった。娯楽作品としてはとても楽しめる作品だった。 2012年 05月 13日 * ▽
![]() ![]() むすこ1は大変感心なことに就職したときから、初任給で結構高級なウィスキーを親にプレゼントしてくれたのを皮切りに、父、母の誕生日、母の日、父の日には忘れずにかならずプレゼントを届けてくれている。就職して結婚してからずっとのことなのでおよめ1の助言もきっとあってのことと思うが、この事に関しては(?)我が息子ながらとても感心しているし、感謝もしている。わたしに似たわけではないから、余計にすごいなぁと思うところだ。 プレゼントなんて道端の花一輪でも構わないのだが、記念日をちゃんと覚えていてくれるというのはとても嬉しい。今年も綺麗なカーネーションとミニバラの鉢植えを持って一家で我が家にやってきた。ほんとにありがたいことだ。 それに引きかえ、むすこ2やむすめ1はこういうことには気まぐれだし、忘れていることも多い。 昨夜は就職してウチを離れたむすこ2のことを「やっぱり母の日なんて忘れて遊んでるんだろうなぁ。。。」と思っていたところ、今朝メールチェックしたら、むすこ2から日付も改まる時間に「遅くなったけど、母の日ありがとうね。」のメールが届いていた。うっかり忘れていたのを、テレビの母の日のニュースでも見て思い出したのかもしれない。それでも、忘れそうで忘れなかったのは、むすこ2、あんたは偉い! 末っ子のむすめ1は・・・。ウチに居ても何事もないように無言。。。と3人の子どもたちの母の日の反応はそれぞれです。 2012年 04月 30日 * ▽
福岡から帰ってきました。結婚してウチを離れたむすこ1と4泊5日の2人旅ができたのはとても良かったと思っていますし、それが父の見舞いであったのも偶然とは言え、幸いだったと思います。
父のこれからのことを母と妹と一緒に相談したのですが、こういった話はそれぞれの今までの生き方がストレートに出てくる状況で、家族内のいろいろな葛藤もあらわになる場面です。 父は現在の経鼻栄養の状態では今まで入居していた介護付き有料老人ホームには戻れないのですが、胃瘻にすれば戻ることができるし、その状態の方もホームには何人もいらっしゃるそうなので安心して介護してもらえるとのことです。なにより母が今のように病院に通う負担がずっと減ることがメリットです。病院でこれからもっと状態が良くなることを目指すことができないとの諦めの気持ちも強く、自由になる左手を拘束されていることへのこだわりもあります。 意識があって、目も開けて見えている状態で身動きできずにベッドに横になっている、食べる楽しみも失った父とお互いに見つめながら、父はわたしのことをどのように思っているのでしょう。 これまで父とそんなに長い間見つめ合ったことはありませんでした。でもわたしはもの言わぬ父から目をそらすことができず、黙ったまま見つめ合っていました。その無言のまなざしから、父はわたしが見舞に来た事をよくわかってくれていると確信しました。 わたしとむすこ1が東京へ戻る日の午前中にも病院の父を見舞いました。父はわたしのことはわかっているようですし、おしゃべりしようと父がホワイトボードに書いた文字は不自由な左手で書いたので読む方も判読しづらいために、何度も書き直してもらいました。 「逃げおくれないように、とくに ○○と□ □」(○○はKeymamaの名前、□□はむすめ1の名前)と書いてありました。 何から逃げ遅れないようになのか…は定かではありませんが、わたしとむすめ1のことを気遣ってくれているのはよくわかりました。 次に福岡に行くのは7月を予定していますが、そのときは筆談もできるかどうか。。。「逃げおくれないように……」は遺言になってしまうのかもしれない、と思いながら病室の父に別れを告げました。 今度会うときは、わたしのことはわからなくなっているかもしれないけれど、そんなことはたいしたことではないのです。わかってもわからなくても、またお互いに見つめあえればいいなぁと思います。 今もわたしをじっと見つめる父の顔と「逃げおくれないように…」の文字がいつも目に浮かびます。 |
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